金属3Dプリンターで製作|ラティス構造スマホスピーカー 作業工程 STEP.1 金属3D造形 材質:アルミ(AlSi10Mg)最大造形サイズ:280×280×350mm当社では、アルミ材(AlSi10Mg)による最大 280×280×350mmまでの金属3D造形が可能です。 STEP.2 造形後の粉末回収 金属3Dプリンターで造形後、造形物に付着した未溶融パウダー(粉末)は、専用の粉末回収機を使用して丁寧に除去・回収を行っています。 STEP.3 造形後の切り離し作業 金属3Dプリンターで造形した部品は、ビルドプレート(造形用プレート)に密着した状態で仕上がります。造形完了後、当社ではワイヤーカットを使用して、造形品を高精度かつ丁寧にプレートから切り離します。 STEP.4 ワイヤーカット後の状態 ワイヤーカット後の状態についてワイヤーカットでビルドプレートから切り離した後も、造形物にはサポート材が付いた状態となります。このサポート材は造形中の安定性や熱変形を防ぐために必要なもので、切り離し後に別途除去・仕上げ加工を行います。 STEP.5 マシニングセンター加工 サポート除去と表面仕上げについてワイヤーカット後に残るサポート材は、マシニングセンターを使用して丁寧に除去し、同時に表面仕上げ加工も行います。高精度なマシニング加工により、製品の品質を確保しています。 STEP.6 スピーカー部品研磨 金属3D造形品は表面が粗いため、そのままではスピーカーの音質に影響を与えることがあります。当社では、スピーカー部品の性能を最大限に引き出すために、丁寧な研磨加工を施し、表面を滑らかに仕上げています。これにより、音のクリアさや響きを損なわず、高品質なサウンドを実現します。 STEP.7 メッキ加工 電着塗装 金属3D造形品は造形直後、積層痕や微細な凹凸が残り、表面が粗い状態です。これを改善するため、まずサンドブラスト処理を施し、全体の表面粗さ(Ra値)を均一に仕上げます。その後、製品用途や意匠性に応じて、メッキ加工(ニッケルメッキ、クロムメッキなど)や電着塗装を行い、耐食性・美観・寸法精度の向上を図ります。これにより、金属3D造形品でも量産品に劣らない高品質な表面仕上げが可能になります。 金属3Dステンレス製シーリングスタンプ 配管部品